五重塔
竹野二郎氏が私財3億円を寄進、3年3ヶ月の歳月をかけ
昭和50年(1975)5月18日落慶。
着工 昭和48年 竣工 昭和50(1975)年5月
木造 本瓦葺 高さ 33m
総桧造り
(1348年竣工 高さ29.1m)
四国88カ所では他に
五重塔とは、五層の仏塔のことです。
五重の屋根がある層塔とよばれるものです。卒塔婆と同様に、
下から地(基礎)、水(塔身)、火(笠)、風(請花)、空(宝珠)からなるもので、それぞれが5つの世界(五大思想)を示し、仏教的な宇宙観を表しているといいます。
塔はストゥーバとも言われ、もともとは釈迦の遺骨を奉安するために建てられました。
もともとは伽羅の中心的な存在でしたが、やがて回廊の外に建設されるようになります。平安時代には多くの仏塔が建設され、巡礼することで功徳を積む行も人気がありました。
初層は,四天柱を四隅とし,内陣といわれる部屋に,仏像,壁画などを安置する。2層以上は中空で,部屋を構成していない。最上層の屋根は中心に相輪を立て,宝珠,水煙,九輪などで飾られている。