本堂・ご本尊
国の重要文化財
初代松平頼重公により再建されました。
県内最大規模の入母屋造りの本堂です。
本堂内部の厨子には葵の紋がついています。
御本尊十一面観音菩薩様が安置されています。
毎年7月16日が御開帳の日で、御本尊と脇侍(きょうじ)の不動明王と毘沙門天様を間近で拝見させていただけます。
十一面観音立像
人々を11の苦しみから救い、仏果を得させる功徳があります。
人々のお願い事を東奔西走してかなえさせてくださいます。
ご本尊をお守りしている仏様。
天台宗に多い並び。
法相→天台→浄土→真言宗
国の重要文化財(脇侍とも)
本尊、十一面観音立像は縁起では楠としているが、実際は桧の一木造り。
像高1・46m
衆生の十一の苦しみを転じて仏果を得させる。
台座の蓮肉以下光背、宝瓶(ほうびょう)はあとから補作している。
縁起文では625年となっているが、平安時代前期作と思われる。
脇侍不動明王78cm
毘沙門天79cm
本堂は寛文11年(1671)松平頼重建立。
国の重要文化財
志度寺本尊、近江国長谷寺本尊、大和国長谷寺本尊の三体は、白蓮華谷から流れ出た一本の霊木で作られたと、あちらの縁起にある。